コーチのバッグを買う

ビジネスバッグはコーチがお勧めです。私は一択です。他には考えられません。

アメリカのブランドらしく機能が充実していて、個々の部品の強靭さ、堅牢さは比類がありません。高級ブランドで何故ここまでできないのかと不思議に思います。

コーチはヨーロッパのブランドと比較して洗練さに欠けると批判されてきましたが、近年のデザインは良くなりましたね。同じレベルにありながら、金額がやや下であることも嬉しいポイントです。

機能性と洗練されたデザインのどちらを取るかはお好み次第です。私は実際に使ってみて、機能性とデザインの両方から、コーチ以外のビジネスバッグは使う気になれません。

くれぐれも、安物買いの銭失いという古来万国共通の鉄則は避けましょう。

さて、実際にバッグを購入するときのポイントは何でしょうか。

私なりの基準は、デザインです。機能的であるかどうか。それだけを確認します。全てのデザインは機能を担保するものと思っています。

例えば皮の厚さは、本皮であれば部位によってほぼ一定ですが、金属製の部品はコーチのバッグを一度使うとその堅牢さが良くわかります。もう10年使っているバッグも、金属部品で交換が必要になったことはありません。

本革だと、使用状況にもよりますが、一度専門のリペア業者に頼んで塗り直すこともあります。

さて、ニューヨークでバッグを買おうと思ったらどうされますか?免税店なら税金がかかりません。しかし、ニューヨークの免税はあまり品揃えが豊富ではありませんから、もし特定のブランドの商品が欲しいなら、例えばコーチのバッグが欲しいなら、ブランドショップへ行くか、大手百貨店で購入するか、又は郊外のアウトレットモールへレンタカーで行くのがお勧めです。

私がお客さまをお連れして行くのがニューヨークの郊外のウッドリバー・コモン・プレミアムアウトレットです。https://www.premiumoutlets.com/outlet/woodbury-common

行き方はシンプルです。マンハッタンの各所にあるレンタカーオフィスで車を借りたら、ナビに目的地をインプットするだけです。ただしアメリカの道路は、例えマンハッタンでもシンプルそのもので、ナビなしでも簡単です。

お勧めのルートは、ハドソン川沿いの9Aを北上し、ジョージワシントンブリッジを渡ってニュージャージーに入ります。すぐに北上する9Wに入ったら、そのままハドソン川右岸(川下に向かって右側)をまっすぐ進みます。

季節にもよりますが、ハドソン川右岸からはニューヨークの景色が本当の美しく見えます。秋であれば360度の紅葉が目を奪います。

この辺りはマンハッタンへの通勤圏です。私もかつてはニュージャージーに住んでいたことがあります。裏庭だけで200坪くらいありましたよ。そこは別に豪邸ということでは全くなくて、地元ではミドルクラスの住宅でした。夜は蛍が飛んできて綺麗でした。

イングルウッド、テナフライ、アルパインといった地名を過ぎて、いずれニューヨーク州に入ります。広大なハドソン川とはお別れし、すぐにインターステート(州間高速道路)287号のサインが見えてきますから、ウエスト方向に入ります。

この辺りを走っていると、アメリカ大陸の広大さが良くわかります。テキサスやフロリダなどの南部と決定的に違うのは、樹木相の違いです。常緑広葉樹が多くて、平地はほとんどありません。

しばらく北上するとウッドベリーの看板が見えてきますから、料金所を通って降りたらそこがアウトレットモールです。

コーチだけでなくいろんなブランドのアウトレットモールが出店していて、比較的安価にブランド品を購入することができます。