マンハッタンの歩き方

番街と丁目で理解できる!

マンハッタンを歩くと、街路表示が自然に目に入ります。地下鉄を降りて地上に出た際などは、東西南北の方角がわからないときがあります。でも街路表示を見れば瞬時に現在地が判断できて便利です。

アメリカの住居表示は、たとえば 350 West 50th Street (bet 7th & 8th Ave.) NY, NY のように番地、通り(街路)、市、州の順です。

なぜかニューヨーク在住の日本人の間では、アヴェニューを「番街」、ストリートを「丁目」で表す習慣があるようです。例えば 5th Avenue を「五番街」、50th Street を「50丁目」と言いますね。

なんか変だな、とは思いつつも妙にフィットして分かりやすい!だから定着したんでしょうね。

アヴェニューは南北に、ストリートは東西に走る道のことです。

ブロードウェイだけは斜めに横切っているので例外です。実はブロードウェイは地軸の南北に沿って走っています。

住居表示でわかること

先ほどの例では、350 West 50th Street でおおよその位置が分かります。

350という番地は、偶数ですから50丁目の南側に位置しています(奇数なら北側です)。

Westとは五番街より西側という意味で、 bet 7th & 8th Ave. はなくてもいいのですが、直感的に七番街と八番街の間とわかるため、親切で付けるケースが多いと思われます。

タクシーで行先を告げる

タクシーに乗ったら、シンプルにアドレス(350 West 50th)だけで目的地まで連れて行ってくれます。聞かれる前に between 7th & 8th Avenue と付け加えればスマートです。

タクシーに乗ると、たまに外見から「この人は英語できるのか?」と不安になるアラブやラテンアメリカ系などのドライバーさんと遭遇するすることがありますが、マンハッタンを流すタクシードライバーなら正確な住所を伝えれば100%の確率で目的地まで連れて行ってくれます。大したもんだな、といつも思います。

マンハッタンの分かりやすさ

タクシードライバーに分かりやすいということは、マンハッタンの住居付番システムがシンプルで分かりやすいということだと思いますし、街路のタテヨコの一方通行などの交通システムも完璧です。

ついでに申し上げると、アヴェニュー間の距離はおよそ250メートル、ストリート間の距離はおよそ80メートルです。

ストリートは、道路幅がそれほどでないことから一方通行がほとんどで、双方向通行なのは14、23、34、42、57、72丁目の大通りだけです。

日本でも、東京の青梅街道が歌舞伎町の新宿大ガードから靖国通りになり、千葉で京葉道路になるように、1本の道路なのに名称が変わる例はよくあります。

マンハッタンでも、八番街は59丁目から110丁目の間は セントラルパーク・ウエスト と言いますし、九番街は59丁目から110丁目の間は コロンバス・アベニュー と言います。ストリートでは、59丁目のセントラルパークの南縁側の五番街とコロンバスサークル間は セントラル・パーク・サウス です。

また、私も日本語で話すときは普通に六番街と言ってしまいますが、正式には Avenue of the Americas (アベニュー オブ ジ アメリカス)です。ネイティブさんたちは普通に正しい名称で呼んでいます。

大きさがほどよく、南北に細長いマンハッタンは、東を流れるイーストリバー、西を流れるハドソン川に挟まれた島で、幅4,000メートル、長さが20,000メートルしかありません。面積は58平方キロメートルですから、東京都の山手線の内側64平方キロメートルとだいたい同じくらいです。