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チェロを演奏する。

  • 2019年12月10日
  • 2019年12月10日

From the New World(新世界より)

ドヴォルザークの作品でもっとも有名なものの一つである交響曲第9番は副題があり、From the New World(新世界より)と言います。これはニューヨーク・ナショナル音楽院の院長として招かれたドヴォルザークが、当時の新興国アメリカの印象と、故郷チェコへの憧憬をモチーフに、1893年に作曲した最後の交響曲です。 第1楽章の冒頭は、チェロが印象的な旋律をピアニッシモで奏でます。自分の母国がどこであ […]

  • 2019年12月1日
  • 2019年12月1日

アルペジオーネソナタを弾いてみよう

チェロの名曲はたくさんありますね。あなたのお好きな曲は何でしょうか。 私は聴くのも演奏するのも、シューベルトのアルペジオーネソナタが好きです。 元はチェロ用の曲ではなく、古楽器のアルペジオーネのために作曲されたものです。 (写真はウイキペディアから引用しました。) チェロとの違いは、6弦あること、フレットがあることです。 非常に珍しい楽器ですから、私は現物を見たことがありませんし、音も聴いたことは […]

  • 2019年11月20日
  • 2019年11月24日

チェロ協奏曲ならハイドン!

三大チェロ協奏曲って、誰が決めたのか知りませんが、よく演奏されるという評価ではドヴォジャーク、エルガー、サン=サーンス、シューマン、ラロと並んでハイドンの2曲の協奏曲はよく演奏されますし、愛好者も多いと思われます。 これにリヒャルト・シュトラウスの交響詩ドン・キホーテ、チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲などもチェリストにとっては重要なレパートリーです。 ハイドンの協奏曲は、高校生のときから […]

  • 2019年9月1日
  • 2020年6月9日

買ったチェロのセットアップ

初めて自分のチェロを手にした時の感動は、今でも鮮明に覚えています。 木の香りとニスの光沢が刺激的でした。音を出してみると、よく共鳴すること、音が遠くまで届くこと、そして音色のきらびやかなことに魅了されました。 さて、今日は楽器を演奏する前の基本的なセットアップについてお話します。 チューニングの前に、駒がまっすぐ立っているか確認します。 真上から、次に真横から眺めます。少しでも曲がっていると、音が […]