ニューヨークでプレッツェルを食べる!

ニューヨークの街中で営業している屋台をのぞくと、大きなプレッツェルに興味をそそられますよね。日本ではあまり食べないですから。

最近でこそ、ベーグルは日本でも日本人好みのふかふかで柔らかいものがいつでも食べられるようになりましたが、私がニューヨークに来たばかりの頃から変わらず、ニューヨークはベーグルもプレッツェルも硬いものしかありません。

プレッツェルは、何も言わずに買うと、温めないものをそのまま渡されます。袋に入った小振りのスナック菓子のプレッツェルならわかりますが、大きなものはスチームで温めて食べた方が美味しいですよ。表面を覆っている岩塩もしっかり落としてから食べましょうね、あまりに塩辛いですから。

そのようにして食べると、プレッツェルもベーグルも、ドイツ系のパンであることがわかると思います。歯応えを楽しむものなんですよ。

日本ではポッキーというお菓子があります。棒状のプレッツェルにチョコレートをかけたものです。行楽のお供の定番中の定番です。この元になっているプレッツェルも売ってはいますが、ポッキーやその類似商品には敵わないようです。そして日本には、ハート型をしたスナック菓子のプレッツェルはほぼ見かけません。

大きなパンのプレッツェルも、スナック菓子のプレッツェルと同じく、ビールのつまみということになっているようです。主にドイツが起源ですから、なんでもビールなんでしょうか。

日本の柔らかい食材に慣れ親しんでいると、このプレッツェルも本場のベーグルも、硬くて相当タフです。歯応えがあって美味しいのですが、食べ慣れないと疲れますね。

でも街角の屋台をのぞいて、大きなプレッツェルを見るとつい買いたくなります。コーヒーと一緒なら旨味が増して楽しめますよ。

日本でも硬いドイツパンを売っているお店は増えましたね。でも本場のプレッツェルを売っているお店はあまり見かけません。日本では硬い食物は敬遠されるのでしょうね。

スポンサーリンク