チェロ協奏曲ならハイドン!

三大チェロ協奏曲って、誰が決めたのか知りませんが、よく演奏されるという評価ではドヴォジャーク、エルガー、サン=サーンス、シューマン、ラロと並んでハイドンの2曲の協奏曲はよく演奏されますし、愛好者も多いと思われます。

これにリヒャルト・シュトラウスの交響詩ドン・キホーテ、チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲などもチェリストにとっては重要なレパートリーです。

ハイドンの協奏曲は、高校生のときからよく練習した愛着のある曲です。

最初に取り組んだのは、比較的演奏しやすい第1番ハ長調です。

チェロという楽器は、調弦が低い方からド、ソ、レ、ラですから、1番弦でドを、2番弦でミを押さえれば、美しいCコードを演奏できるのです。

ハ長調の響は単純明快です。その印象がこのハイドンの曲によく合います。

私が特に好きなのは2楽章です。

1楽章の快活さが一転し、静かな日曜日の午後に、亡くなってしまった肉親を懐かしく思い出すような、そんな穏やかな調べが印象的です。

最後の3楽章はアレグロで細かいパッセージを繰り返し、怒涛の流れで終局を迎えます。

ハイドンらしい分かりやすさにとても好感が持てます。

第2番イ長調は、チェロという楽器の音色の美しさを引き出す名曲です。

小編成のオーケストラをバックに、1台のチェロが会場をその音色で魅了します。この曲を聴くと、自分でチェロを弾きたいと強く思うことでしょう。

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