ヤンキースタジアムには、野球に興味がなくても一度は行きましょう。
以前のスタジアムは1923年から使用していたそうですが、現在は2001年に新設が合意され、実際には杮落しされたのは2009年です。
行き方はほぼ一択で、地下鉄を使います。(タクシーでブロンクスまで行くのは難易度が高いのでやめましょう。私はお客様と行くときはリムジンをチャーターしますが、一般的でないので省略します。)
地下鉄は乗り方の基本知識さえあれば簡単で安心です。
基本はオレンジラインBかD、又はグリーンライン4でアップタウン(北)を目指し、161 St Yankee Stadium駅で降ります。
注意すべきは1点だけで、特にグリーンラインは4以外に乗ると修復不能な遥か彼方につれて行かれてしまいます。乗る電車を間違えない、これだけに注意しましょう。
ところでマンハッタンに住んでいると、スタジアムのあるブロンクスはヤンキースタジアムに行く以外は用がない地域です。
例えばマンハッタンからニュージャージー方面に行くためジョージワシントン橋を通る時に一瞬でブロンクスは通過しますが、それだけです。
縁がない直接の理由は、治安が決して良いとは思えない地域であるからです。むしろハーレムのマーチンルーサーキング大通りの方が観光客がいるだけで安心して訪問できます。
くれぐれも初めてニューヨークに行くような方は、試合のある日に大勢の観客と同じ行動をとって電車に乗りましょう。試合のない日にスタジアムを見に電車に乗る行為は危険です。
チケット入手は、公式サイトで予約する方法がもっとも簡単ですが、クレジットカードの使用や現地での受け取りなど、それなりの知識が必要です。
もしあなたが新婚旅行などそれなりの記念日にヤンキースの試合を生で見たくて、ある特定の日以外の代替日が見つけにくいのなら、日本の旅行社に予約を頼みましょう。手数料が高いと感じるでしょうが、やむを得ないと考えられるならその方が安心です。
試合中は、雰囲気を楽しみましょう。広々としたスタジアムで皆、思い思いに野球を楽しんでいます。
7回表の終了時には、おなじみの「TAKE ME OUT TO THE BALLGAME」が流れ、全員が立ち上がって歌います。
この歌は、日本でも翻訳されて日本のプロ野球でも同じことがされるようになりましたから、ご存知でしょう。歌詞は次のとおりです。
TAKE ME OUT TO THE BALLGAME
Take me out to the ballgame
Take me out to the crowd
Buy me some peanuts and Cracker Jacks
I don’t care if I never get back
Let me root, root, root for the Yankees
If they don’t win, it’s a shame
For it’s one, two, three strikes, you’re out
At the old ballgame
私の記憶で歌詞を綴りました。ひょっとして間違っているかもしれません。
でもこの歌を歌っていると一体感がありますね。開放感と陶酔感、これぞアメリカの国技だなあと思います。
実は試合はどうでも良かったりします。
正直なところ、野球の試合を集中して見続けるのは私には無理です。
バスケットボールの展開の速さ、アメリカンフットボールのワイドレンジな知的攻防には叶わないと思っています。
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