2020年10月のクロエ・チュア、シンガポール交響楽団との演奏です。
2007年1月7日生まれなので現在は15歳になっていますが、この演奏時はまだ14歳です。とはいっても、2018年に11歳でメニューイン国際音楽コンクール・ジュニア部門で優勝したときと比べると、ずいぶん大人っぽくなりました。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第2番、指揮はハンス・グラフ、演奏はシンガポール交響楽団。録音は2020年10月17日、会場はシンガポールの
the Esplanade Concert Hall です。使用楽器はPeter Guarneri (1729)です。
この時期はまだコロナ禍による規制で、演奏者同士は間隔を保ち、指揮者と独奏者以外はマスク着用、無観客のようです。
すっかり大人の入り口に立ったモーツァルトは、もともとの豊かな表現力にしっかり世界観の広がりを感じました。
本当にこれからが楽しみです。