• 2020年4月30日
  • 2024年4月19日

天才少女ヴァイオリニストCHLOE CHUAを聴く!

クロエ・チュア (CHLOE CHUA 、蔡珂宜 càikēyí )をご存知でしょうか。 赤道直下のシンガポール から、素晴らしい才能がクラシック音楽の世界に現れました。 待ち望んだCDも既に販売されています。 CHLOE_CHUA その才能に触れることができるのは、喜ばしいことです。 実はクラシック音楽の分野には、いわゆる天才少女、天才少年は多いのです。 多くは5歳前後で初めて楽器に触れますから […]

  • 2020年2月17日
  • 2020年2月17日

コル・ニドライ(ブルッフ)

マックス・ブルッフはドイツの作曲家です。 この曲はユダヤ教の旋律が採用されていますが、ブルッフ自身はプロテスタントです。 最初はニ短調の暗い印象で始まります。 チェロの1番弦の第一ポジションの4の指(小指)の位置に当たるD(レ)の音から始まります。と言っても普通は2の指(中指)で音を出しますけれど。 ポジショニング、つまり指使いとしては非常に単純なので、初心者でも演奏はできます。 ですから、案外こ […]

  • 2020年2月15日
  • 2020年7月16日

サン・サーンスの白鳥

チェロの名曲、サン・サーンスの白鳥について語ります。「動物の謝肉祭」という組曲の、終曲のひとつ前で演奏されます。 名前のとおり、いろいろな動物が出る組曲で、あきません。子どもの鑑賞にもぴったりですね。 最初の曲は「序奏と獅子王の行進曲」です。獅子王というのがよくわかりませんが笑、2台のピアノ、ヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロ、コントラバスで更新曲を演奏します。 これから楽しい時間が始まるよ、とい […]

  • 2020年2月5日
  • 2020年2月9日

第九を演奏しよう。終楽章はフロイデ!!

いよいよ第九の終楽章です。 オーケストラのチェロパートをステージで演奏していていつも思うのは、「ついに終楽章になっちゃった」という感慨です。 これまでに何回も練習を重ね、オーケストラの全体練習(トゥッティ(tutti)と言います)でアンサンブルを作り、指揮者の音楽を感じ取り、オーケストラ全体のサウンドを一つに合わせる努力をして来たのは、まさにこの終楽章で昇華させるためだったのかと思います。 私は音 […]

  • 2020年1月29日
  • 2020年2月9日

第九を演奏しよう。第3楽章はカンタービレ!!

Adagio molto e cantabile という指定があります。 直訳すると、とてもゆっくりと、歌うように。 のだめカンタービレで有名になった「カンタービレ」です。 この曲はいわゆる緩徐楽章です。 木管楽器の導入部から、静かな田園風景、又はドイツの大河の水面の揺らめきを連想させます。 弦楽器が第1主題を奏でると、この曲の全体の印象が静寂にあると理解できます。 その後、第1ヴァイオリンではな […]