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2022年

  • 2022年7月11日
  • 2022年7月11日

14歳のクロエ・チュア

2020年10月のクロエ・チュア、シンガポール交響楽団との演奏です。 2007年1月7日生まれなので現在は15歳になっていますが、この演奏時はまだ14歳です。とはいっても、2018年に11歳でメニューイン国際音楽コンクール・ジュニア部門で優勝したときと比べると、ずいぶん大人っぽくなりました。 モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第2番、指揮はハンス・グラフ、演奏はシンガポール交響楽団。録音は2020年 […]

  • 2022年7月11日
  • 2022年7月11日

シェドヴィルを聴く

シェドヴィルは、18世紀のフランスの作曲家です。 オーボエ奏者、又はミュゼットの演奏者とも紹介されます。 自らミュゼットの製作もおこなったようです。 もともとこの曲は、ヴィヴァルディの作曲として紹介されましたが、のちにシェドヴィルが作曲したことがあきらかになっています。 日本ではそれほど有名ではありませんが、リコーダーやフルートなどの木管楽器演奏者ではよく親しまれた名曲です。 YouTubeの演奏 […]

  • 2022年6月5日
  • 2022年6月16日

リコーダでバッハを聴く

バッハの無伴奏チェロ組曲は、チェロ弾きなら何度も何度も練習してきた曲です。そして常に最善からほど遠い演奏しかできない楽曲です。 たまに、チェロ以外の楽器でこの曲を演奏した録音を聴いてみます。 特にいいと思うのはリコーダによる演奏です。 リコーダの持つ素朴な音色が、この楽曲にとてもふさわしく思います。 たぶん息継ぎがたいへんなんだろうなと推測しますが、ブリュッヘンはそんな苦労は微塵も感じさせません。 […]

  • 2022年6月1日
  • 2022年6月2日

ドヴォルザーク交響曲第8番を演奏する。

ドヴォルザークの交響曲で、最もボヘミアの風情が感じられるのは8番です。 特に第3楽章のワルツは、切ない旋律がチェコの大自然の郷愁を感じさせます。主旋律の美しさと対比するように副旋律が動く様は、ブルタヴァ(モルダウ)の滔々とした流れが風に吹かれてうねるようです。 チェロ奏者は、第3楽章は暇です。美しい楽曲の構想を楽しみながら、粛々と伴奏します。 チェロの旋律が美しいのは1楽章と4楽章の冒頭です。一般 […]